救急医療とおくすり手帳について
今回は救急医療とおくすり手帳についてのお話です。
本ホームページ上に掲載されているように、松山薬剤師会では、救急医療の一助として松山会営薬局を運営しています。
休日診療を担う松山医師会休日診療所の営業にあわせ、日曜・祝日・大型連休・年末年始等休日に営業を行っています。
薬局の運営には、(一社)松山薬剤師会に所属する保険薬局薬剤師、松山薬剤師会事務局の者が輪番制であたっています。
このように、救急医療の現場では、医師、看護師、薬剤師、事務員等が輪番制で勤務を行っている事があります。
そのため、診療の際には、受診される患者様の情報(普段から治療している病気の事や服薬しているお薬、アレルギー歴等)を正確に把握することが大事になります。
そういった時、「お薬手帳」は、医療者が患者様の正確な医療情報を把握するため、非常に役立つアイテムとなります。
我々薬剤師も救急医療の現場で、「お薬手帳」を確認し、薬のアレルギー、飲み合わせ、重複等から処方医へ問い合わせ(疑義照会)を行っています。
患者様が救急医療の場でも安心・安全にお薬を使用する事ができるよう、普段からお薬手帳には、①服薬中のお薬、②治療中の病気、③アレルギー歴等はきちんと記入を行っておくようお願いします。
そして、救急医療受診の際には、「お薬手帳」を忘れずにご持参ください。
最後にですが、救急医療当番の医療機関は、「愛媛医療情報ネット」で検索が行えます。
また、本ホームページ上では、救急医療に関する休日当番薬局を公開しております。
夜間・休日など救急医療をご利用される際に是非ご活用ください。