「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」の近況

「ジェネリック医薬品って何?」という言葉を、最近は耳にする機会が減ってきたように思います。それだけ世間に浸透してきたことを実感しますが、改めて近年の状況を踏まえてお伝えできればと思います。
「先発医薬品(初めに販売された医薬品)」の特許期間満了後に販売される医薬品が「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」です。ジェネリック医薬品の開発には、先発医薬品ほど期間がかからず、費用も少なくすむため、薬の価格も安くなっています。ジェネリック医薬品として販売されるための承認を得るためには、品質、有効性、安全性が先発医薬品と同等であることを証明しなければなりません。具体的には、有効成分の含量、不純物の程度、溶出の程度などです。また、提出された試験結果は、生データを含めてチェックがなされ、データの信頼性が厳格に確認されます。
さて、近年の愛媛県のジェネリック医薬品(後発医薬品)の推移をみてみると、

<出典:第2期愛媛県医療費適正化計画の 実績に関する評価:https://www.pref.ehime.jp/h20180/documents/dai2kijissekih29tsuiki.pdf
段々と上がっていることがわかります。これにより、実感として「ジェネリック医薬品って何?」という言葉を、最近は耳にする機会が減ったというのも、データからも裏付けられていると思います。
今後もジェネリック医薬品の使用割合が高くなれば、患者さんの薬剤費の自己負担を軽減し、医療の質を落とすことなく医療費を削減することが可能となります。
限られた医療財源の有効活用を図り、国民誰もが安価で良質な医療を受けられるようにすることが、ジェネリック医薬品の使用促進の目指すところです。

<参考ウェブサイト:ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用促進について|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/seisaku/2012/03/01.html >