「子宮頸がんとHPVワクチン」
子宮頸がんは、子宮の入り口付近にできるがんで、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスの感染が原因であることがわかっています。HPVは、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされており、一部の人は子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどの発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
厚生労働省のホームページに副反応に関する情報の他、HPVワクチンに関する相談先一覧も記載されています。また、松山市の場合は、接種可能な医療機関の一覧を掲載しています。参考にしたうえで、接種について検討してみてください。
参考サイト
厚生労働省-ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/
松山市-子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の定期予防接種
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/smph/kurashi/iryo/hokenyobo/yobo/sikyuukeigannwakutin.html