よい睡眠を取るための生活習慣

最近ちゃんと眠れていますか?
厚生労働省の平成26年「国民健康・栄養調査」によると、1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」と回答した者の割合が最も高く、男性34.4%、女性33.9%でした。
睡眠の状況を見ると、ここ1ヶ月間、睡眠で休養が充分にとれていない者の割合は20.0%でした。平成21年、24年、26年の推移でみると、年々増加しています。

よい睡眠を取るための生活習慣を紹介します。

運動  日中の適度な運動は昼夜のメリハリがつき、睡眠が深くなります。

食生活 朝食を摂ることは、朝の目覚めを促します。空腹で寝れない時は消化に良いものを少量にしましょう。

カフェイン 就寝4時間前からはカフェインを含む飲食物は控えましょう。

生活リズム 朝起きる時間は遅らせないようにしましょう。また、太陽の光を浴びると体のスイッチが入ります。昼寝は午後早い時間に30分以内にしましょう。

飲酒・喫煙 飲酒は利尿作用もあり、深い眠りの妨げになります。ニコチンは精神刺激があり、寝つきが悪くなります。

薬の副作用 薬により不眠の原因になる場合もまれにあります。

睡眠に問題が生じて、日中の生活に悪い影響があり、自らの工夫だけでは改善しないと感じた時には、早めに専門家に相談することが重要です。